2016/12/18〜19:北海道石狩市(支援者さんのお宅)
2016/12/17:北海道小樽市銭函(旅館民宿 慶正)
今日は小樽から銭函駅付近までと、わずか17km。出発してしばらくすると北海道の支援者さんから連絡が。電話を切るとすぐに合流。
なんとソリの差入れだ。
仁木町辺りまでは案外アスファルトの道も多かったのでまだソリを使うタイミングではないと感じていたが、仁木町に入ってからはどんどん雪の量が増えてきたので、あまりアスファルトが見える道はなくなってきた。
余市や小樽もアスファルトが見えている部分はほとんどなかった。なので僕らはそろそろソリに切り替えようかと話していたまさにその時に、支援者さんからソリの差入れ!
なんてベストタイミング!
明日もお宅に泊めてもらうことになっているので、ついでに不要な荷物も預けさせてもらった。おかげで疲労回復に大きく役立った。またまた感謝である。
ちなみにトンネルなどは雪がないので、その時はソリごとザックを担ぐ。ソリにザックをそのまま載せているので、ソリごとザックを担ぐことができる。
下りはソリを楽しもうと思い滑ってみた。
そして明日でとうとう北海道も半分終了(残り約300km)だ。この後は雪がどんどん増えていく。
さらに気を引き締めて歩こう。
2016/12/16:北海道小樽市(スマイルホテル)
今日も14時前には目的地に着いてゆっくり休めた。天気も良く、歩道も多く歩き易い旅路だった。明日も疲労回復のため、短めに銭函駅付近まで。わずか17km。宿は確保済みなのでご心配なく!明後日も支援者さんのお宅!
明後日には北海道やっと半分!そしてあと半分で宗谷岬!死なない程度に頑張ります。ちなみに写真では厳しそうですが、案外歩けてます。きついのは実は雪より風より道より荷物!
あえて沖縄弁で言いたい!
しに重い!!!でーじ重い!!!(標準語:とっても重い)
2016/12/15:北海道余市郡余市町(プチホテルノース・ショア)
今朝は昨日突然のお願いにも関わらず泊めて頂いた木村農園さんご家族に見送られ出発。寝床やストーブだけでなく、夕食や朝食まで頂いて本当に感謝しかない。
今日から寒波で天気が荒れるとのことだったので距離を短めに余市町に設定(15km)。途中、トイレ休憩できのこ王国という所に寄った。するとお店の方々が「歩き!?しかもこの時期に!?」と大そう驚き、名物の「日本一売れているきのこ汁」などをご馳走してくれた!店内にあるみかんやリンゴなど色んなフルーツのお酢もあり、試飲できたので大満足。どれも旨かった!
きのこ王国を出ると雪が酷くなってきた。歩道はあるがスネまで雪で埋まって歩きづらい。雪の底には氷のかたまりもゴロゴロしていてよくつまづく。たまに落とし穴もあるので危険だ。
ここでちょっと北海道あるあるを一つ。北海道の自販機には「あたかい」飲み物が売っていない自販機が多い!毎日マイナス気温でこんなに寒いのに全部「つめたい」。なんでだよ!
その後、途中でリンゴの差入れをもらい(重いから数を減らしてほしいと頼んだがきいてもらえず・・・)、14時前にはホテルに到着。
部屋でゆっくりしているとなんと昨日から今朝までいた仁木町、そして今いる余市町に大雪警報が出た。タイミングが少しでもずれていたら峠で大雪に・・・民家のないところで大雪に・・・。
つくづく運が良いとしか言いようがない。
2016/12/14:北海道余市郡仁木町(木村農園さんのプレハブ)
午前中は太陽が出てアスファルトの雪は溶け久々に普通のアスファルトを歩けた。歩行速度も昨日までよりは速くなった。
そして今日は久々の峠越え。峠というので覚悟していたが、レベルとしては中レベルといったところだった。明日からはまた寒波で天気が悪くなるというので、今日で越えられて運が良かった。
峠の頂上には長いトンネルがあり、ここを抜けると下りだ。天気の良いうちに峠を越えられそうだと安心してすすんだら、わずか1.2kmのトンネルを抜けた途端、そこは一面雪だらけ。吹雪いて除雪機も出動。
上りは太陽を浴びながら、下りは吹雪に見舞われながらという峠越えだった。北海道の天気は本当によめない。
峠のトンネルに入る前
峠のトンネルを出た瞬間
そして今日も寝床のバス停を確保し、神社とお寺を回る事に。その前に周辺の情報収集のため、雪かきをしていた住民の方に話しかけ、勢いで泊めてもらえないかと頼んでみた。
結果、敷地内のプレハブを提供してもらった。プレハブにはテレビからソファーから暖房まで揃っている。
実は峠越えの際、晴れていたので暑くてレインウェアは脱いでいた。下る際の雪でズボンが濡れており、乾かさないとズボンが凍って汗冷えどころの話では済まなかった。バス停で寝てたら危なかった。
プレハブを提供して頂いたご家族に大感謝!
2016/12/13:北海道岩内郡岩内町(お寺)
今日はトンネルが多かった。雪がないとこんなにも歩き易いのかと、驚きと共に普通に歩けたこれまでの旅路に感謝した。
途中、昨日宿泊したペンションメローのオーナーさんが車で僕らを待っていた。買い物ついでに僕らのために今日のゴール付近のバス停にドアが付いていた事を確認して、それを伝える為にわざわざ待っていてくれたのだ。
今日は最低でもバス停で寝れる!テントを張らなくていい!多少寒さがしのげる!
ということで、最低限の寝床は確保できたので、またお寺にお願いに回ることにした。
結果、4件目でOK!凄い確率だ。しかも始め案内された部屋は余りにも寒すぎたのだが(体感的には外より寒かった。息もはっきりと白かった。)、それに気付いたお寺の方がとても綺麗な個室に案内してくれて、ストーブまでつけてくれた!
そして僕は今、ストーブの前でこうしてブログを更新している。温かいから指が動く。ガタガタ震えていない。
感謝で胸いっぱいだ。
2016/12/12:北海道寿都郡寿都町(ペンションメロー)
2016/12/11: 北海道寿都郡黒松内町黒松内(お寺)
今日は駅に泊まる予定だったが、途中でお寺を発見したので思い切って泊めてもらえないかと訪ねてみたら、なんとすぐにOK!しかもホタテや高価そうなお菓子までご馳走に…。感謝しかない。
それにしても旅のもっと早い段階でお寺や神社を訪ねるべきだったと後悔。勇気を出して何でもやってみるもんだ。
2016/12/08~10:北海道山越郡長万部町(シャマンの里)
朝起きて出発したらバス停の目の前のお店でおばちゃんに声をかけられ温かい甘酒を頂く。それにしても今日は一昨日や昨日と比べて天気が良く歩き易い。途中で廃校となった小学校をお菓子工場として使っていたので寄ってみたら、土足厳禁。重い荷物を背負ったままブーツを脱ぐのは体力的にきつかったので去ろうとしたら、おばちゃんが「待って!これを!」とお菓子をくれた。しかも一袋丸ごと。そして無事、長万部に到着。長万部の温泉も良かった。(疲労と空腹で浴場でのぼせて倒れそうになったが・・・)
今日の北海道は天気も人も温かい。
2016/12/07:北海道二海郡八雲町山崎(山崎駅前バス停)
八雲駅周辺で宿を取る予定だったがどこも年末の工事関係者で満室のため、今夜もバス停で寝る。ベンチで寝るため薄い2㎝のマットで寝たら心底寒かった・・・。骨にしみる寒さでほとんど眠れなかった。めんどくさくても次からは5㎝のマットを出そう。
2016/12/06:北海道二海郡八雲町落部(落部バス停)
吹雪と重い荷物のため、7時間でたったの17km。今日は晴れたり吹雪になったりで予想以上に歩けず。北海道の天候は全くよめない。
2016/12/05:北海道茅部郡森町(ビジネスホテルフレスコ)
2016/12/04:北海道亀田郡七飯町西大沼(大沼プリンスホテル近くのパーキング)
北海道の支援者宅にトレーラーを置かせてもらい、札幌でザックを買って再び2日前に進めなくなって避難したパーキングに戻ってきた。明日からまたザックで歩く!
2016/12/02~03:北海道亀田郡七飯町西大沼(北海道の支援者のお宅)
吹雪のため進めなくなり、大沼公園付近のパーキングに避難。その後北海道の支援者が救助にきてくれ、ご自宅の石狩市まで連れて行ってくれた。
2016/12/01:北海道亀田郡七飯町仁山(ニヤマ温泉ホテルN・Kヴィラ)
コメント
もう、北海道まで!!
雪が積もったり凍結した路面には
気をつけて下さいね。
秋田から応援してます。
北海道に入りましたが、とうとうトレーラーでは進めなくなり、パーキングに避難しました。
今後はトレーラー無しで、再度装備を整えて歩きます!
北海道で越冬の可能性もありますが^^;
笑顔の写真いっぱいみてホッとしたのもつかのはいらはい間この雪では遭難してるのではないはいらはいかとすごく心配、カマクラ?
重い荷物、車運転出来ない私はソリで紐つけて運んでます。スイスイです。免許証はいらないです。でも無理しないでね。ソリの写真撮ったけど私送り方わからない。価格は1000円前後、これからも進むならご参考までに。
チズさん、明後日ぐらいで小樽その次石狩です!やっとやっとここまで(仁木町)来れました!明日からまた寒波が訪れるみたいですね〜(-。-;明日は余市止まりになるはずです。ソリいいですね。重たいザックを乗せようかな(^-^)