歩記

34日目:危なげない旅

日本縦断34日目(2016年7月8日)本は心のご飯です今日の天気は雨。いつも通りレインウェアで完全防御での出発。今日はそこまで大雨にもならず、気温もそこまで上がっていないので多少歩きやすい天候だ。今日の旅路は人通りもほとんどなく、立ち止まる...
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35日目:九州最後の目的地、北九州市小倉

日本縦断35日目(2016年7月9日)あっという間に小倉城今日は昨日に引き続き天気は曇り。雨は小粒なので体温の上昇を抑えてくれ、歩くのには最適だ。そして今日頑張れば、明日からこの旅で初の本格的な少し長めの休養をとる。今日目指すのは九州最後の...
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36~41日目:半額弁当争奪戦シーズン2(in小倉)

日本縦断36~41日目(2016年7月10~15日)台風をやり過ごす久留米や博多・天神など、これまでも連泊で休養を挟んではきたが、実際には道具を探しに出かけたり、チャイルドトレーラーの装備を整えたりと、あまり休養という休養はとれていなかった...
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42日目:徒歩日本縦断の旅-九州編、完結。

日本縦断42日目(2016年7月16日)あの遠かった門司へ連泊で少し疲れが癒えた僕らは九州最後の地となる門司へ向かった。「門司」は船で沖縄を出て鹿児島に到着してからずっと目にしてきた地名だ。それは遠い遠い存在だった。歩みを進める度にコツコツ...
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43日目前半:捨てる神あれば拾う神あり

日本縦断43日目(2016年7月17日)早速試される決断の時昨日の後半から始まった「徒歩日本縦断の旅-本州編」だが、初っ端から僕らは大きな問題を抱えていた。実は今朝の今朝まで日本海側を行くか、瀬戸内海側をいくか迷っていた。日本海側は何もない...
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43日目後半:そして、拾う神あり

出会って30秒で家に泊まる野宿場所も決まり、あとは夕食の調達だけである。早速僕らは1km手前にあったコンビニに戻って、夕食を調達することにした。コンビニに向かっていると地元の方を見かけたので、先ほどの公園で野宿する旨を伝え、治安などを尋ねる...
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時は選べない

山口は久々に連日の雨。夏だが少し肌寒くなってきた。そらは薄い灰色で何だか寂しげだ。早朝、何気なしにスマホを手に取る。今日また一人旅立ってしまった。もう少しゆっくりしていけばいいのに。まあ、“旅”とはそういうものだ。のこされた側は寂しくてしか...
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44日目:角島へ。たまには寄り道

日本縦断44日目(2016年7月18日)最後の最後まで面倒を見てくれる朝が来た。泊まらせてもらった部屋も元通りに片付け身支度をし、お礼を言いに母屋へ向かった。挨拶をし中に入ると、そこにはまさかの朝食が用意されていた。もう最後の最後まで面倒を...
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45日目:旅の運命が変わる日

日本縦断45日目(2016年7月19日)角島大浜キャンプ場を発つ陽射しと波の目覚しで僕らは目覚めた。テント泊はもう慣れてきた。早々に身支度を済ませ出発する。角島大浜キャンプ場の朝角島大浜キャンプ場の浜角島大浜キャンプ場を出発途中、軽く観光で...
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吐露

旅の在り方が変わったここ油谷青少年自然の家に着いて、旅の在り方をじっくり考えた。本当はまた2~3日で出発する予定だった。でも思い切って気が済むまで滞在することにした。疲れたというのも少しはあるが、それよりも最近は何だか苦しい旅ばかりで充実し...